蔵出し名曲集~リローデッド~Umekichi
ダイプロ・エックス
発売日 2004-02-21
粋な着物姿に日本髪で、三味線による端唄や俗曲を弾き唄う檜山うめ吉。年間500本の高座をこなす人気芸人である彼女が、ビッグ・バンドとダンサーを従え"Umekichi"として登場した。戦前・戦後の流行歌を、オーケストラをバックに純和風なヴォーカルで聴かす本盤は、まさに"古くて新しい"不思議な魅力にあふれた1枚。現代日本が忘れかけていた"和の風情"が、決して押しつけがましくなく、自然と表現されていて、実に気分爽快だ。服部良一のペンになる一連のブギ・シリーズ「三味線ブギウギ」「買物ブギー」「ヘイヘイ・ブギ」「ホームラン・ブギ」でのブラス・サウンド全開なノリが特にゴキゲン。 (木村ユタカ)
バンドがやや出しゃばりすぎ 2006-08-28
ゴージャスなアレンジを施したアルバムだが、演奏はほとんど押しの一手で緩急に欠け、個人的にはうるさく感じる。わずかに聞こえる三味線とヴィジュアルなどの予備知識がなければ、ロック系のヒップなビッグバンドの昭和歌謡アルバムに聞こえてしまいそうで惜しい。
その辺承知で買うならば選曲は面白いし、三味線が主役ではつらいという入門者には悪い作品ではない。
うめ吉はコケティッシュで魅力的な声だが、パワー志向ではないし、歌い回し自体はあまりこぶしを利かせたりしないモダンなものなので、シンプルで古めかしいバッキングでこそ新鮮さが浮き彫りになると思うのだが。
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